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山形市メール

消費生活メールマガジンvol.316
新生活を賢くスタート!
住宅の「賃貸借契約トラブル」を防ごう!

【事例】
<契約時>
ネットの情報だけで、アパートを契約した。後日、日当たりが悪いとわかり、解約すると伝えた。まだ鍵は受け取っていない。解約は承諾されたが、敷金は返金できないと言われた。
<退去時>
借家を2年で退去した。
後日、クロスの張替えやハウスクリーニングなどで、高額な原状回復費用の請求を受けた。部屋はきれいに使っていたのに、納得できない。

〇ここが重要
●<契約時>
?契約前に必ず現地に行き、物件の現状等を確認しましょう。
?入居前の解約にかかる費用負担は、契約書等に記載されています。
契約内容を十分理解した上で、契約の可否を判断しましょう。

●<入居中>
?入居前の状態を写真等に残し、退去時のトラブル防止に備えましょう。
?入居中に不具合等のトラブルがあった場合には、無断で修繕を行わず、すぐ貸主側に連絡し相談しましょう。

●<退去時>
?退去時には、貸主側と一緒に修繕等の必要箇所を確認しましょう。
?契約書面の特約事項が優先されます。精算書の内容に納得できない場合は、請求内容の具体的な説明を求め、入退去時の記録をもとに、双方の負担割合について話し合いをしましょう。
?貸主借主双方の負担割合は、国土交通省のホームページの『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』が参考になります。

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